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【イ軍編692】首脳陣の内紛で選手が育ちまくる説
首脳陣間ゲス不倫、低迷の責任押し付け合い等、荒れまくりの「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍。
ここ数年は暗黒時代に入っている事で常に人間関係に緊張感が漂う状況ではあったが、今回は特に最悪。首脳陣ほぼ全員が本業の野球が手に付かず、それぞれが敵対勢力に対する追い落とし工作に血道を上げているのであった。
「40億の不良債権」城戸ら主力ベテラン連中は、「これでマークが緩くなるで」と、試合や練習中でもモンハンやポケモンがやり易くなる状況を喜んでいたが、数少ない良識派の若手である長森は、途方に暮れて、
「こんな状況じゃ、まともに野球に集中できやしないですよ」
と、親しいマスゴミ記者に漏らしたものである。
だが、憤る長森に、記者は今が千載一遇のチャンスである事を熱く説いたのであった。
「バーロー! お前ら選手にとっちゃ、一番成長できるまたとない機会なんや! 壊し屋揃いの監督コーチ共が仕事をしない今ぐらいしか、練習しまくって技術を固めるチャンスは無いんやで!」